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美術館巡り

こんにちは。

暑い、暑すぎます、短パンかワンピースしか着れません…

さて、先週末は六本木で美術館巡りをしてきました。

まずは森美術館で行われている、塩田千春展へ。

ベルリンを拠点に世界的に活動されている塩田千春さんは、

生と死や存在といった普遍的、根源的な問いを長らく追求しているアーティストです。

部屋一面に張り巡らされた糸が血液を連想させるようで、入った瞬間に息を呑みました。

その一方で黒い糸一面の空間もあったり……

誰もが死を恐れるのは潜在的な感覚だと思いますが、こういう考え方もあるのだなあとしみじみ。

小学生ぐらいの子供たちに、魂とは何か?どこにあると思うか?とインタビューする映像もあったりと

生きること、未来について深く考えられる展示でした。

次に、国立新美術館で行われているクリスチャン・ボルタンスキー展へ。

初期の映像作品《咳をする男》(1969)から本展のために制作された新作《幽霊の廊下》(2019)までの

47作品が展示されており、見応え満点でした!

咳をする男の映像が生々しく、寒気が止まりませんでしたが…

何を意図しているのか考えさせられる作品ばかりで、

思考回路がまた一つ増えた気がした美術館巡りでした。

その後は急遽見ることになった話題作、天気の子であったかい気持ちになって帰りました…(笑)

新海監督、洋次郎さんすごい!

by oka